【記事タイトル】t0009_トイレつまり 重曹
【カテゴリー】コラム_トイレ / コラム_トイレ_つまり

重曹とお酢で解消できるトイレつまりとは?

この2つを混ぜ合わせると炭酸ガスの泡が発生し、これがトイレつまりの原因をほぐして流れやすくしてくれる役割を果たすのです。

しかしながら、これらのアイテムを使ってつまりが解消できるのは、水溶性の物質がつまっている場合に限ります。泡でつまりをほぐす方法なので、固形物がつまっている場合には別の方法が必要になります。
この場合は自力で対処しようとせず、水道修理の専門業者に相談することをおすすめします。

自宅にお酢がない場合はクエン酸で代用可能

お酢がない場合は、同量のクエン酸があれば代用できます。もし「自宅にお酢とクエン酸が両方ある」という場合は、クエン酸の使用をおすすめします。
クエン酸の方がお酢よりもガスが泡立つ時間が長くなり、より高い洗浄効果が期待できるのです。

ただし、少量のクエン酸では逆に効果が薄れる場合がありますので、適量を用意できる方を使用しましょう。

重曹はベーキングパウダーでも代用可能

ベーキングパウダーの主成分は重曹とクエン酸なので、お酢やクエン酸を別途で準備しなくても、50度程度のお湯と反応させるだけで炭酸ガスを発生させることができます。

とはいえ、ベーキングパウダーの効果は重曹の半分程度で、そのため使用量も倍近く必要です。
量が必要なわりに効果があまり期待できないため、「自宅にベーキングパウダーしかない、買い物にも行けない!」という場合以外の使用はお勧めしません。

トイレつまりを直す前に準備すること

自力でトイレつまりをなおしたいというときは、事前準備をしっかりと行うことが大切です。
そうすることで不測のトラブルを防ぎやすくなり、より安全に作業を行うことができます。
具体的にどのような事前準備が必要なのか解説していきます。

1.重曹+お酢+お湯を準備

まずは作業に必要なアイテムを計量して用意しておきます。

準備するもの
  • 重曹→約150g
  • お酢→約100ml
  • お湯(50度程度のもの)→約1.5リットル(便器の半分程度)

お湯は熱湯のままだと排水管の故障などを招く危険性があるので、しっかりと指定の温度まで冷ますようにしましょう。
重曹とお酢は目分量で使うと、うまくガスが発生しない可能性があります。
きちんと規定量を用意することが大切です。

2.止水栓を閉める

意外と忘れがちなポイントですが、作業前には必ず止水栓を閉めるようにしましょう。
トイレタンクの横側か、タンクの給水管がついている位置を確認してみてください。大抵の家庭用トイレの止水栓はこのどちらかにあるので、いざという時のために覚えておくと安心です。

3.ウォシュレットの電源プラグを抜く

自宅のトイレがウォシュレットタイプの場合は、必ず電源コードを抜きましょう。
コードが水で濡れることがないよう、ビニールなど水を弾くものに巻いておくとより安心です。
作業中に電源コードがささったままの状態だと、漏水時に感電になど事故の原因となります。
二次災害を避けるためにも忘れないようにしてください。

4.窓やドアを開け換気する

この方法は二酸化炭素が発生するため、作業時にはトイレ内の換気がとても重要です。
トイレに窓がある場合は全て開け、換気扇のスイッチもつけておきましょう。

発生する二酸化炭素の量は、基本的には人体に害を与えるほどのものではありません。
しかし、場合によってはトイレ内の二酸化炭素濃度が高くなり、体調不良の原因となることもあります。
換気対策はしっかりと行うようにしましょう。

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重曹とお酢でトイレつまりを直す詳細手順

それではいよいよ、重曹とお酢でトイレつまりを直す具体的な作業の進め方について紹介していきます。作業自体はさほど難しくないので、順番通りに落ち着いて進めていくことが大切です。

1. 便器内の水を取り除く

まずは便器内の水を取り除いていきましょう。
便器内に水が多く入ったままの状態だと、つまりの原因まで炭酸ガスが届きにくくなってしまうため、水量をできるだけ減らしておくことが重要です。
灯油ポンプや牛乳パックなど、身近にあるどんなアイテムを使っても構わないので、様子を見ながら少しずつ水を汲み取っていきましょう。

2. 必ず最初に重曹を入れる ★重要!

次に重曹を便器の中に入れます。

重曹と酢を使う場合、ここが重要なポイントです。
重曹はかならず最初に入れてください。
投入するアイテムの順番を間違えると炭酸ガスがうまく発生せず、本来の洗浄効果が得られなくなります。
入れる順番は必ず守るようにしましょう。

3. 次にお酢を入れる

重曹の上に、計量したお酢を流します。
このタイミングで重曹と反応して炭酸ガスの泡を目視で確認できるようになるはずです。

4.炭酸ガスが発生していることを確認する

重曹とお酢を混ぜたことで発生した泡が、つまりを解消するためのキーポイントとなります。
泡がきちんと発生しているかをチェックしましょう。

この泡が排水口の奥にあるであろうつまりの原因まで届くことで、つまり解消の効果が期待できるようになります。
しっかりとした発泡が必要です。

5.高い位置から便器の半分までお湯をいれる

泡がしっかり発生しているのを確認したら、バケツなどを使って腰のあたりの高さから少しづつゆっくりと50度程度のお湯を注いでいきます。お湯を流し込むことで熱を加えさらに発泡を促し、つまりの原因を分解しやすくします。排水口の穴が浸かるくらいまでを目安としてください。

ここで重要なのは、少しずつお湯を注いでいくということ。一気に入れる必要はないので、慎重に作業を進めることが大切です。

6. 便器の蓋をして1時間ほど放置する

お湯を注ぎ終わりましたら便器の蓋を閉めて、そのまま1時間ほど放置します。
お湯を足したり蓋を開けたりせずに待つようにしましょう。
このあいだに泡がつまりの原因をほぐしてくれます。

7.ラバーカップ(スッポン)を使用する

自宅にラバーカップがある場合は、充分に泡がつまりの原因をほぐしたであろうこのタイミングで使用することをおすすめします。
そうすることでつまりの原因がより細かく分解され、流れやすくなります。

ただし、必ずしも必要な作業ではないので、ない場合はそのまま次の工程に進んで下さい。

8. 少しずつ水を流してみる

仕上げに、バケツなどのアイテムを用いて徐々に水を流してみましょう。
水が流れていく感じを確認できれば、つまりが取れた証拠です。

このタイミングでは、まだトイレのレバーを引いて水を流すことは避けてください。
ほぐれてはいるが流れ切れていなかったつまりがある場合、一気に水を流し込むと便器から水が溢れ出てしまうというトラブルも起こり得ます。
必ず事前に少量の水を使ってつまりが無くなっているか確認しましょう。

重曹とお酢以外のアイテムも試してみよう

重曹とお酢は手軽なアイテムですが、それ以外の自宅にあるものを使いトイレつまりを解消できる場合があります。
重曹とお酢を使用した方法ではトイレつまりがうまく解消されなかったというときは、他の方法を試してみてもいいかもしれません。

また、トイレつまりを解消する薬剤といえば、パイプユニッシュなどに代表されるパイプクリーナーの使用が推奨されていることが多いですが、実は効果はあまり期待できないためこちらはお勧めできません。

トイレつまりを業者へ依頼した場合の費用相場

重曹とお酢を使う方法を含め、いろいろ試してもトイレつまりを解消できない場合は、専門の水道修理業者へ修理を依頼するのがおすすめです。
とはいえ、業者に依頼するとなると一体いくらかかるものなのか、費用相場が気になります。

トイレつまりを業者へ依頼した場合、業者によって料金体系が異なるため一概には言えませんが、おおよそ8千円〜2万円程度が目安とされています。
便器内の部品破損が原因でつまりを起こしていた場合は、パーツの付け替え作業などが発生するため、作業代金に使用した部品代などが追加になります。

トイレつまりの修理は業者によって料金やサービス、どこまでを基本料金に含むかなどが異なるものなので、こちらの費用相場はあくまで参考程度にしておきましょう。
料金形態や電話での対応を確認するためにも、業者に修理を頼む際にはまず事前に見積もり依頼をすることを心がけましょう。[tpl file='e_columnTxtBtn01']

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まとめ

今回紹介したように、トイレつまりは重曹とお酢を使って自力で解消できる、ということを知っておくと、今後予期せぬトイレつまりが起こってしまった場合でも安心できます。
この方法で解決できなかった場合も、最近では24時間対応をしている水道修理業者もありますので慌てないでください。
「トイレつまりかも?」と思ったら、まずは「何度も水を流さず様子を見る」など冷静な行動が必要です。