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シャワーホースの交換方法とは?費用やサイズ確認の手順まで解説

更新日:2023/03/24
「自分でもシャワーホースの交換はできるのだろうか」と疑問に思っていませんか?シャワーホースの交換は、正しい手順を踏めば自分1人でもできます。とはいっても、部品の具体的な取り付け・取り外し方法が分からないと作業できません。

この記事では、シャワーホースの交換方法のほか、3つの注意点や相場費用についてご紹介します。
目次 [非表示]

シャワーホースの交換前の注意点

交換前には、以下の3点を必ず確認してください。

・水栓・シャワーホース・シャワーヘッドのメーカー
・シャワーヘッドが取り外せるか
・シャワーホースの長さ

これまで使用していたものとまったく同じものが用意できれば、部品を取り外した順番と逆の順序で取り付けられます。しかし別メーカーであったり、同じメーカーでも品番が異なるものだったりすると、交換方法も異なる場合があるので注意が必要です。

その場合はアダプターと呼ばれる部品を装着しますが、すべてのメーカーに対応しているとは限りません。まずは、購入する商品のパッケージや説明書を確認してみましょう。取付可能なメーカーやアダプターがあればメーカー名が記載されています。

また、稀にシャワーホースとシャワーヘッドが一体になったタイプがあります。一体型のものはシャワーヘッドのみを取り外せないので同時に交換が必要です。使いやすさを維持するため、これまで使用していたホースの長さを事前に測っておきましょう。

そのほか、シャワーホースの寿命は約5年と言われています。交換時期を過ぎていなくても、表面がひび割れていたり水あかやカビが付着していたりするときは、交換を検討しましょう。

【同メーカー】シャワーホースの交換方法とは

既存のシャワーホースと同じメーカーのものを交換する際の手順についてご紹介します。

部品の接続部に入っているパッキンは水漏れを防ぐ役割があります。紛失しないよう気を付けましょう。購入した商品にパッキンが入っていた場合は、新しいものと交換してください。

またメーカーによって取り付け方が異なる場合があるため、取扱説明書を一緒に確認しながら作業を進めることも大切です。

交換したい部品を確認する

上記で挙げたように、交換時はメーカー・シャワーヘッドを取り外せるか・サイズの3点を確認しましょう。

同じメーカーの商品を購入しても、現在使っているものがすでに廃盤になっていたり、品番によっては合わなかったりします。「一緒のメーカーなら大丈夫だろう」と商品情報を見ずに購入してしまうと、失敗する恐れがあるので、事前確認は必須です。

工具を用意する

交換時には以下の道具をご用意ください。

・モンキーレンチ(またはウォーターポンププライヤー)
・新しいシャワーホース
・タオルや雑巾

シャワーヘッドを外す

シャワーヘッドを最初に取り外します。金具を片手で固定し、もう片方の手でシャワーヘッドを反時計回りに回します。

なかなか外れない場合は、以下の方法を試してみるのがおすすめです。

・シャワーホースとシャワーヘッドを掃除する
・水分をきれいに拭き取る
・ゴム手袋をした状態で作業する

力強く回しても外れない場合は、表面に汚れや水あかなどが固着している可能性があります。そのため、接続部付近を掃除したり、滑らないように対策したりすることで外しやすくなります。

どうしても外れないときは、金具をタオルで保護したあとにモンキーレンチで回してみてください。

水栓とホースをつなぐナットを外す

モンキーレンチを使って、水栓とシャワーホースをつなぐナットを取り外します。このとき、ナットが傷付かないよう、タオルや雑巾を巻きつけて作業しましょう。滑りにくくもなります。

新しいホースを取り付ける

水栓側のナットを締めて新しいシャワーホースをつなぎ、シャワーヘッドを取り付けます。それぞれの接続部にパッキンを付け忘れないよう注意してください。

シャワーホースの両端は形状が異なる金具が付いています。大きい金具はシャワーヘッド側に、小さい金具(ナット)は水栓側に取り付けるのが正しい装着です。水がきちんと流れるか、水漏れしていないかを確認し、問題がなければ完了です。

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【アダプター式】シャワーホースの交換方法とは

アダプターを装着して交換する際の手順についてご紹介します。アダプターがある分、工程数が1つ多くなるものの、基本的な方法は同じです。
用意するものは以下の通りです。

・モンキーレンチ(またはウォーターポンププライヤー)
・新しいシャワーホース
・タオルや雑巾
・アダプター

上述の流れを参考に、シャワーヘッドやナットを取り外したあと、アダプターをシャワーヘッドや水栓に取り付け、手で回してきっちり締めます。説明書をよく読んで正しくつなぎましょう。

そして水栓側のナットを締めて新しいシャワーホースをつないだあと、シャワーヘッドを取り付けます。ここでも細かいパッキンをつけ忘れないよう注意してください。シャワーヘッド側と水栓側、それぞれの金具を付け違えないように注意します。

最後に水がきちんと流れるか、水漏れしている部分がないかを確認します。アダプターがある分、接続箇所も増えるため、しっかりつながっていることを確認するとよいでしょう。

シャワーホース交換の相場費用

シャワーホースを交換する場合、かかる費用はどの程度になるのでしょうか。ここではその相場について解説します。

まず自分でシャワーホースを交換する場合ですが、かかる費用は必要な部品代となります。
部品の価格相場としては以下のようになります。

・シャワーホース
1,500~5,000円

・アダプター(必要な場合)
500~1,000円

・モンキーレンチ(ウォーターポンププライヤー)
1,500~3,000円

選ぶ部品の値段により差は生じますが、3,500~9,000円くらいが相場となります。

一方業者に依頼する場合、各業者により多少異なりますが、相場としては8,000~15,000円ほどです。これらはあくまで目安のため、実際に依頼するときは必ず見積もりを取るようにしてください。

自力で直す方が値段は抑えられる傾向にあります。しかし、作業時間や仕上がりなどを考えて自力では難しいと判断した場合は業者への依頼も検討しましょう。その場合には相見積もりをとるなど、複数業者を検討することで費用や対応について納得のいく工事をしてもらえるでしょう。

この記事ではシャワーホースについて、自分で交換する方法についてご紹介しました。ホームセンターにはさまざまな種類のホースがあるので、自宅に合うものを事前に選んで購入しましょう。しかしホース以外に深刻な水漏れがある場合など、業者に依頼を検討する際は、ご紹介した相場を参考にしてください。

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まとめ

お風呂場のシャワーホースの交換方法は大きく分けて2つ。同じメーカーの場合は、取り外した順番と逆の手順で取り付ければ完了です。別メーカーであったり品番が異なったりする場合は、アダプターを装着したうえで新しいシャワーホースを取り付けましょう。シャワーヘッドを取り外すときは、水分を拭き取るもしくはゴム手袋をつけて作業すると滑りにくくなります。

また、シャワーホースの交換は自分でも簡単にできるため、出費をなるべく抑えたい方は試してみてください。「お風呂場に適したものが分からない」「自分でできるか不安」という方は、専門業者へ依頼するのがおすすめです。

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