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エコキュートが故障!
費用相場や修理業者選びのポイント

更新日:2023/02/02
エコキュートの耐用年数は10~15年程度と言われています。そのため、設置して10年以上経つと、故障やトラブルが起こることも。設置して間もなくても、使い方によっては故障してしまうケースも見られます。

お湯が出ないと困るので、故障したときにはすぐに修理をしたいですよね。この記事では、エコキュートの「修理・交換」をするときの費用相場や業者選びのポイント。最後には、エコキュートを長持ちさせるコツを紹介します。
目次 [非表示]

エコキュートでよくある故障や気になる症状

エコキュートが故障したしまったとき、エラーコードが表示されたりお湯が出なかったり。と、何かしらの症状が出ます。

ここでは、起こっている症状別に故障の原因を解説していきます。

お湯が止まらない、湯船からあふれる

水位の設定ミスもなく、いつも通りお湯はりをしたのに、
・お湯が止まらない
・湯船からお湯が溢れていた
など、お湯が止まらないとき、考えられる原因は以下の2つです。

・浴槽の循環口に汚れが詰まっている
・循環口周りや水位センサーの故障

すぐに故障を疑わず、まずは浴槽の循環口を確認してみてください。垢や入浴剤などの汚れが循環口に詰まると、「お湯が止まらない・湯船からお湯が溢れる」などの症状が出る可能性があります。

循環口のフィルターを外し、中をキレイに掃除してもお湯張りのトラブルが直らない場合は、循環口回りや水位センサーの故障が考えられます。

足し湯をしても水しか出てこない

足し湯をしても水しか出てこないときに考えられる原因は、以下の3つです。

・タンクのお湯を使い切った(湯切れ)
・温度調整基盤の老朽化・故障
・温度検知器に関わる部品の故障

確率として一番高いのは「お湯を使い切った」ことです。世帯人数の多い家庭やお湯を使う機会が多い家庭では、貯めていたお湯がなくなると、お湯が出なくなってしまいます。とくに冬はお湯を使う機会が多いので、夜になるとお湯を使い切ってしまうこともあるかもしれません。

お湯切れで足し湯ができなくなったときには、貯湯タンクのお湯を沸かし直してください。

次に考えられるのが「温度調整基盤の老朽化・故障」です。表示されているエラーコードによっては、リモコン操作で解消できることもあるので、エラーコードから原因を調べてみてください。

原因を解消してもお湯が出ないときには、エコキュート本体の漏電ブレーカーを一度落としてみましょう。操作カバーを開けテストボタンを押してから、ブレーカーの電源を切り、漏電ブレーカーの電源をつけて再起動させてみてください。この作業で本体がリセットされるので、リセット完了後にお湯が出るか確認してみましょう。

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お湯も水も出ない(またはポタポタとしか出ない)

お湯も水も出ない場合は、「凍結・断水」のどちらかが考えられます。

冬の寒い日、混合水栓を水側にすれば水は出るのに、お湯側にするとお湯も水も出ない場合は、エコキュートの配管が凍結している可能性があります。エコキュートは外気温の影響を受けやすいので、気温が氷点下になる日には、凍結によって突然お湯が出なくなることも珍しくはありません。

凍結によってお湯が出ないときの対処法は、以下の通りです。
・外気温が上がるまで待つ
・配管部分にぬるま湯をかける

昼前に日が出てくると、自然と凍結が溶けてお湯が出るようになります。すぐにお湯を使いたいときには、凍った配管部分にタオルを巻き、その上から人肌くらいのぬるま湯(30~40℃)をかけます。熱湯をかけてしまうと配管が破裂してしまう可能性があるので、必ずぬるま湯にしてください。終わったら水滴が残らないよう、必ず乾いたタオルで拭き取りましょう。

寒くない日にお湯も水も出ない場合は、断水が考えられます。近隣で断水が起こっていないか確認してみてください。また、台風や地震の影響で水道管が破裂してしまった際にも、断水してしまうことがあります。災害時にお湯も水も出ないときには、断水の可能性が高いでしょう。

稀なケースですが、住宅の外に設置してある元栓が閉まっているときにも、水は出なくなります。ですが、元栓が閉められているのは、住宅引き渡し前や水道修理時なので、これらに当てはまらないのなら元栓が閉まっている可能性は低いでしょう。

本体や配管から水漏れしている

エコキュートの周りが濡れているとき、考えられる原因は以下の3つです。

・ヒートポンプからの結露水
・配管・部品が劣化している
・エコキュートを長期間使っていなかった

朝にだけヒートポンプの周りが濡れているのなら、結露水の可能性が高いでしょう。エコキュートは周辺の空気の熱を集め、お湯を作ります。吸い込んだ空気は冷やされたあとに出ていくので、結露が起こってしまうのです。結露は故障ではないので修理は必要ありません。

時間帯に関係なく、常にヒートポンプの周りが水浸しになっているときには、ヒートポンプと貯湯タンクを繋ぐ配管や部品の「劣化」が考えられます。劣化が原因で水漏れしている場合、修理するまでは常に水が漏れている状態なので、普段よりも水道代金が高くなってしまいます。いつもより水道代が高く、ヒートポンプの周りが常に漏れているときには、配管や部品の劣化を疑ってください。

また、エコキュートを長期間使用していないと、久しぶりに使ったときに貯湯タンクの水抜き栓から水漏れしてしまうことがあります。ヒートポンプを動かすために、内部の水を減らし減圧をするからです。貯湯タンクの水抜き栓から水漏れしていても、いつも通りお湯が出るようなら問題ありません。

旅行や帰省などで長期間家を空けるときには、あらかじめ貯湯タンクの水抜きをしておきましょう。氷点下の真冬日に水抜きしないまま長時間使用しない状態にすると、配管内の水が凍結しパッキンや接合部が破損する恐れがあります。

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お湯の温度が安定しない

お湯の温度が安定しないときには、「混合水栓の故障・エコキュートの故障」のどちらかが考えられます。

・一箇所だけ温度が安定しないのか
・家中の水栓のお湯の温度が安定しないのか

まずは家の中でお湯が出る水栓からお湯を出し、温度を確認してみてください。

キッチンやシャワーなど、一箇所からだけお湯が出ないときには「混合水栓」の故障が考えられます。設定温度を高くしてみて、それでもお湯が出ないときには混合水栓の交換が必要です。

家中の水栓からお湯が出ない場合、「エコキュートの故障」の可能性があります。エコキュートの寿命は10~15年程度なので、設置から7年以上経過しているのなら、劣化による不具合かもしれません。使っていくうちにお湯を作る効率が悪くなったり、各センサーの部品の不具合が起こったりすることで、お湯の温度が安定しなくなってしまうのです。

劣化による不具合の場合には、機器の交換が必要になってしまいます。

リモコンにエラーコードが表示される

エコキュートのリモコンや操作パネルにエラーコードが表示されているときには、なにかしらのトラブルが起こっています。ただし、エラーコードが表示される原因が故障だとは限りません。栓を閉め忘れてお湯張りができていないときにも、エラーコードは表示されます。

エラーコードの内容は、説明書やインターネットで調べればすぐにわかります。対処法も記載してあるので、エラーコードに合わせた対処法をしてみましょう。原因に合わせた対処法を試してもエラーコードが表示され続ける場合には、エコキュートの内部で何かしらのトラブルが起こっている可能性があります。

また、エラーコードによっては自分で対処できないこともあるので、無理して直そうとせず、業者に修理依頼をしてください。

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シャワーの水圧が弱い

エコキュートはガス給湯器に比べると水圧が弱いという特徴がありますが、いつもよりシャワーの水圧が弱いときに考えられる原因は、以下の5つです。

・複数箇所で同時にお湯を出している
・貯湯タンクの残量が少ない
・シャワーヘッドの目詰まり・ホースの劣化
・水道管の劣化
・エコキュートの故障

エコキュートには容量があり、容量を超えたお湯を出すと水圧が弱くなってしまいます。たとえば、キッチンでお湯を出しているときにシャワーを使うなど、複数箇所で同時にお湯を出すと水量が減り、水圧が弱くなってしまうのです。

また、貯湯タンクの水量が減っているときにも水圧は下がってしまいます。普段から頻繁に水圧が弱くなる場合は、お湯の使用量に対してエコキュートの容量が少ないのかもしれません。機器の交換の際には、いま使っているものより容量の大きい機器を選ぶことをおすすめします。

シャワーだけ水圧が弱い場合には、シャワーヘッドの目詰まりやホースの劣化が考えられます。水が出る部分に白いカスが溜まっていたら、クエン酸を使って掃除をしましょう。

やり方はとても簡単。洗面器に1リットル程度のお湯を貯め、そこにクエン酸大さじ2杯をいれます。クエン酸を溶かしたお湯にシャワーヘッドを30分つけておき、最後にシャワーの水圧を最大にして汚れを洗い出すだけです。

ホースが劣化しているようなら、ホームセンターで購入して付け替えてみてください。

シャワーの水圧が弱いのに、水道料金がいつもより高額になったときには「水道管の劣化による水漏れ」かもしれません。この場合、水道局から連絡がくることが多いのですが、もし連絡がないときには地域の水道局に連絡してみてください。

ここまでの原因で当てはまるものがない場合は、「給湯器が故障している」可能性があります。給湯器やリモコン、操作パネルにエラー表示がされていないか確認してみてください。

エコキュートの寿命(耐用年数)は?

エコキュートの本体は、「ヒートポンプユニット」「貯湯タンク」の2つに分かれています。お湯を沸かすヒートポンプユニットの耐用年数は「5〜15年」、作ったお湯を貯めておく「貯湯タンク」の耐用年数は「10〜15年」程度だと言われています。

貯湯タンクの耐用年数よりも、ヒートポンプユニットの耐用年数のほうが短い理由は、電子回路部品が故障しやすいからです。貯水タンクも10年〜15年で寿命だと言われていますが、お手入れを定期的に行っていれば長持ちさせることができます。

設置して10年以上経ち、お湯に関する不具合が頻繁に起こるのなら、交換の時期かもしれません。

年数にかかわらず
「修理」で直せる場合もあります
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修理で済む場合とは?費用相場と修理にかかる時間の目安

エコキュートが故障してしまったとき、修理をしたほうがいいケースと、交換してしまったほうがいいケースに分かれます。「部品修理・交換」であれば、費用はそこまで高額ではないので修理をしたほうがいいでしょう。しかし、ヒートポンプユニットと貯湯タンクの修理になると、修理費用は高額なので交換をおすすめします。

では、修理にかかる費用の相場を見てみましょう。

・部分修理・交換:0.8〜7万円
・ヒートポンプユニットの修理:8〜22万円
・貯湯タンクの修理:30万円前後

部品や修理箇所によって費用は大きく変わってきますが、ヒートポンプユニットと貯湯タンクの修理になると、交換とあまり差がなくなってきます。そのため、修理をするよりも交換を勧められることが多いです。

ここでポイントになるのが、「保証」です。故障したときに機器の保証期間内だった場合、修理代金は無料または自己負担額が少なくなることも。エコキュートが故障したときには、まず保証期間を確認してみてください。

エコキュートが故障した際に即日修理ができれば、修理にかかる時間は「数時間〜半日」程度です。しかし、部品が取り寄せになる場合には、修理まで「数日〜2週間」ほどかかってしまうことも。修理依頼の電話をした際に、「修理にはどのくらい時間がかかるのか」も確認しておきましょう。

エコキュートの配管や室外機から水漏れしているときは?修理代の目安

エコキュートで水漏れが起こっているときは、なるべく早めに修理を依頼しなければなりません。このとき、修理代がいくらかかるのか気になる人も多いでしょう。エコキュートの配管や室外機から水漏れしている場合、修理代の目安は1万5,000~5万円程度になります。ただし、水漏れの箇所や交換部品によって修理代は変わってくるので、紹介した数字はあくまでも目安だと考えておきましょう。

また、配管の損傷などが原因で水漏れしているのではなく、結露が発生しているだけの可能性もあります。結露の発生は通常の動作の範囲内なので、業者に依頼して無駄なコストをかける必要はありません。エコキュートの水漏れで修理を依頼する前に、どこから漏れているのか確かめておくのが賢明です。

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交換が必要な場合とは?費用相場と交換にかかる時間の目安

エコキュートの交換が必要なケースは、先ほども説明したように、ヒートポンプユニットや貯湯タンクの故障や、設置から年数が経っているときです。ヒートポンプユニットと貯湯タンクの修理費用は、交換費用とほとんどかわりません。そのため、故障しているのなら思い切って交換しましょう。

設置から年数が経っている場合には、機器自体が劣化している可能性が高いので、修理箇所を直したとしてもすぐに交換時期がきてしまいます。すぐに交換してしまうのに修理費用を支払うのはもったいないので、本体ごと交換することをおすすめします。

本体を交換するときの費用相場は「20〜70万円」です。エコキュートの容量や機種、性能によって価格は大きく変わってきます。また、エコキュートの交換作業にかかる時間は「4〜7時間程度」が目安です。

配管が2階にあるときや、設置場所が狭いなどの特殊な場合は6時間前後かかることもあります。

修理・交換に火災保険を使う方法

エコキュートは設置したら動かせないものなので「建物の一部」とみなされ、故障した際には火災保険が適用されることがあります。ただし、故障した原因が補償対象に含まれていないと、補償は受けられないので注意が必要です。では、火災保険が適用できる事例を、いくつか確認してみましょう。

・落雷によって故障した(落雷)
・台風の強風でエコキュートが倒れて故障した(風災)
・洪水や高潮で浸水してしまった(水災)
・子供がボールをぶつけて故障した(破損・汚損など)

水災や破損・汚損などは火災保険の「特約」、つまりオプションとして別料金が必要なことがほとんどです。そのため、火災保険に加入しているだけでは補償されません。また、特約をつけていても、保険会社によって補償対象の細かい規定があるので、補償されないケースもあるので注意が必要です。

災害や事故によってエコキュートが故障した際には、火災保険の「保険証券」を確認してみてください。

エコキュートの修理、どこに依頼したらいいの?

エコキュートの修理や交換を依頼する際には、「メーカー・給湯器販売・工事業者」のどちらかに依頼することがほとんどです。では、メーカーと給湯器販売・工事業者にはどのような違いがあるのでしょうか。メリットとデメリットと併せて解説していきます。

メーカーに依頼するメリット・デメリット

メーカーというのは、エコキュートを製造している会社のことです。エコキュートを製造している代表的なメーカーは「パナソニック・三菱電機・ダイキン・コロナ・日立・東芝」の6社です。では、メーカーに依頼するときのメリットを確認していきましょう。

・エコキュートを製造している会社だから安心感がある
・自社製品の修理対応が早い
・複数業者から選ばなくていいから悩まない
・保証期間内であれば修理費用を抑えられる

メーカーに依頼するときのメリットは、なんといっても安心感があることです。エコキュートを製造している会社なので、トラブルが起こった際にも、コールセンターに電話をかければすぐに対応してもらえます。また、修理が必要になった際にも、保証対象期間であれば修理費用が保証されるので費用を抑えられます。ただし、保証対象外のトラブルであれば保証は受けられないので、修理費用は全額実費負担です。購入時に保証内容についても、必ず確認しておきましょう。

では、メーカーに依頼するデメリットを見てみましょう。

・製品の割引率が低い
・メーカーの製品内から選ばなければならない
・施工業者を選べない

メーカーに依頼するときのデメリットは、割引率が低いことです。給湯器販売・工事業者に比べると、機器の効果費用は高額になってしまいます。機器を決めるときにもメーカーの製品内から選ぶので、メーカーの変更を考えている方にはおすすめしません。また、施工業者はメーカーが指定する施工業者が来るので、自分で手配することはできません。

「安心感がほしい」「自分で業者を探すのは面倒」と考えている方には、メーカーに依頼することを検討してみてください。

給湯器販売・工事業者に依頼するメリット・デメリット

給湯器販売・工事業者はさまざまなメーカーの商品の販売・修理・交換を行っています。まずは給湯器販売・工事業者のメリットを見てみましょう。

・さまざまなメーカー製品のなかから選べる
・費用を抑えることができる
・アフターサービスや保証内容が手厚い

給湯器販売・工事業者はさまざまなメーカーの商品を取り扱っているので、メーカーの商品を比較検討したい方におすすめです。また、給湯器販売・工事業者は市場競争が激しいことから、製品の割引率もメーカーに比べるととても高くなっています。他の業者と差を出すために、手厚いアフターサービスや保証をつけている業者も多く見られます。

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給湯器販売・工事業者のデメリットを確認しておきましょう。

・自分で業者を見つけなければならない
・信頼できない業者もある

給湯器販売・工事業者に依頼するときには、自分で業者を見つけます。そのため、「業者選びや比較が面倒」だと感じる人には向いていません。また、信頼できる業者が多いなかで、信頼しがたい業者も一部見られます。そのため、「信頼できる業者とそうでない業者」を自分で判断しなければなりません。業者の見極めをするためにも、相見積を取り、人柄を確認しておくことが大切です。

「費用を抑えたい」「手厚いアフターサービスを受けたい」と考えている方は、給湯器販売・工事業者を検討してみてください。

業者選びで気をつけるポイント

業者選びで気をつけるポイントは、以下の通りです。

・自社ホームページの確認
・保証やアフターサービスの内容
・修理や交換にかかる時間
・過度に格安を売りにしていないか

まずは、検討している業者の自社ホームページをしっかり見てください。実績や資格の有無について詳しく記載されているのなら、高い技術を持った施工が期待できます。また、保証やアフターサービスについても、業者によってさまざまなので、必ず確認しておきましょう。

そして、意外と見落としがちなのが「修理や交換にかかる時間」です。依頼当日に対応可能な業者もあれば、1週間以上待たなければならない業者もあります。機器が故障してしまったときに、何日間もお湯が出ないと困りますよね。そのため、対応時間も必ず確認してください。

また、先ほども書いたように、業者のなかには信頼できない業者も存在しています。過度に格安を売りにしている場合は、社員研修を怠っていたり、追加工事によって最終金額が増えたりなど、落とし穴があることも。そのため、過度に格安を売りにしている業者は、避けておいたほうがいいでしょう。

より具体的なポイントについては、以下の記事をご覧ください。

有資格者在籍・実績豊富だからあんしん
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エコキュートを長持ちさせる為のコツ

耐用年数が10~15年とされているエコキュートですが、できれば長持ちさせたいですよね。日頃の使い方やお手入れを心がけていれば、長持ちさせることができますよ。ここでは、エコキュートを長持ちさせるコツを紹介していきます。

使用環境に合った機種を選ぶ

エコキュートを長持ちさせるためには、使用環境に合った製品を選ぶことが大切です。通常のものとは別に、使用環境に合わせた以下のような製品も販売されています。

・寒冷地用
・耐塩害仕様
・井戸水対応
・地下水対応
・温泉水対応

寒冷地や海沿いに住んでいる方は、寒冷地用や耐塩害使用のエコキュートを使用してください。意外と知られていないのが「井戸水・地下水・温泉水」対応のエコキュートです。これらの水を引いている地域では、通常機種を使用するとエコキュートが配管詰まりを起こしてしまう可能性があります。そのため、引いている水に合わせた機種を選んでください。

吐出口・吸込口を遮る場所に物を置かない。積雪にも注意!

ヒートポンプユニットの近くには、物を置かないでください。とくに吐出口・吸込口などの、外気を吸放出する部分に物を置いてしまうと、エコキュートの稼働効率が下がってしまいます。そして稼働させるために電気を使い、結果的に耐用年数を縮めてしまうのです。

また、積雪も同様です。エコキュートの稼働率を下げないためにも、ヒートポンプユニット周辺を物や積雪で塞がないようにしましょう。

使用NGとされる種類の入浴剤を使用しない

入浴剤を使用するとこによってエコキュートの配管の劣化が早くなり、耐用年数を縮めてしまうことがあります。使用禁止とされている入浴剤は、メーカーごとに違うので、メーカーサイトから必ず確認してください。

禁止されていることが多い入浴剤は以下の通りです。

使用NGとされる種類の入浴剤
  • 塩・酸・アルカリ・硫黄を含むもの
  • とろみがあるもの
  • 白濁色のもの
  • 固形物が入っているもの
  • 発泡成分が入っているもの

これらの成分が入っている入浴剤は禁止の製品が多かったのですが、近年入浴剤に対応した機種も発売されています。

定期的にお手入れをする

定期的なお手入れも、エコキュートを長持ちさせます。お湯の循環口は入浴剤や垢などの汚れが溜まりやすく、手入れを怠ると詰まってしまうことも。掃除の際にはフィルターを外して分解し、部品までキレイに洗ってください。

日頃からお手入れしておくと故障もしにくくなり、エコキュートを長持ちさせることができます。

長期不在の際は電源を切っておく

エコキュートには、休止期間を1日単位で指定できる機能があるので、長期間家を空ける際には電源を切っておきましょう。

稼働を止めて装置を休ませておけば、耐用年数が伸びると言われています。

保証を上手に利用する

エコキュートには保証期間がついています。保証期間内であれば、部品交換を無料で対応してくれることもあります。エコキュートは使用していくうちにパッキンなどの部品が劣化し、水漏れや配管トラブルを引き起こしてしまいます。

症状が小さいうちに対処しておけば、大きなトラブルに繋がるリスクも低くなります。少しでも異変を感じたら、保証を有効活用して早めに対処しておきましょう。

使用年数が長い場合は買い替えがおすすめ!

エコキュートの耐用年数は、10~15年程度だと言われています。そのため、10年以上使用しているエコキュートは修理しても、すぐに交換時期になってしまいます。交換時期が近づいているのなら、思い切って買い替えたほうがいいでしょう。

また、修理箇所によっては交換と値段があまり変わらないこともあります。業者に一度見積を出してもらい、交換と修理でどのくらい差が出るかも確認しておきましょう。

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まとめ

エコキュートが不調なときは、家で対処できることもありますが、どう対処していいかわからない場合は業者に依頼してください。

業者選びのポイントはいくつかありますが、「費用や安心感」など重要視する部分は人それぞれです。自分にあった探し方で信頼できる業者選びをしましょう。

耐用年数が長いとは言えないエコキュートですが、日頃の使い方やお手入れによって長持ちさせることができます。日頃から使い方やお手入れに気をつけて、エコキュートを長持ちさせましょう。

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