ガス給湯器の値段ってどれくらい?
交換費用相場と正しい選び方
給湯器に寿命のサインが現れ始めているのなら、早めの交換をおすすめします。今回は、給湯器に現れる寿命のサインをはじめ、交換にかかる費用相場や交換依頼はどこにすればいいのか。など、給湯器の交換について詳しく解説していきます。
「給湯器の寿命がそろそろかな」と不安になっている方は、最後まで目を通してみてください。
ガス給湯器の寿命(耐用年数)は7~10年が目安
ガス給湯器の耐用年数は、「7~10年」が目安だと言われています。そのため、給湯器を設置してから7年以上経つと、さまざまな不具合が起こることがあります。10年以上トラブルもなく使用できるガス給湯器もありますが、10年を超えると保証期間が切れてしまっていることがほとんどなので、故障してしまったときが交換時期だと考えておきましょう。
寿命のサインの見分け方
ガス給湯器が寿命にさしかかると、さまざまな症状がでてきます。以下のような症状があるのなら、そろそろ給湯器の交換を検討しましょう。
・給湯器から異音がする
・給湯器から黒い煙が出る
・お湯の温度が安定しない
・お風呂の追い焚きができない
ガス給湯器を長い間使用していると、上記のような症状がでてくることがあります。お湯を出すときに「ボンッ」と大きな着火音がする、お湯の温度が安定しないなど、給湯器の不調が続くようであれば、早めに交換をしましょう。とくに冬は給湯器のトラブルが多い季節なので、故障してから依頼をすると交換までに日にちがかかる可能性があります。
また、給湯器から黒い煙が出ている場合には、ただちに使用をやめてください。給湯器内で不完全燃焼が起こっている可能性があります。とくに、室内に給湯器を設置している場合は一酸化炭素中毒になってしまう可能性があるので、速やかに修理依頼をしてください。
給湯器交換工事の費用相場は?
給湯器の寿命のサインが出ていた際に、考えておかなければならないのが「費用」ですよね。給湯器を交換するときにかかる費用は「給湯器本体・工事費用」の2つです。
ここでは、給湯器本体の値段や工事費用、割引について説明します。
給湯器本体の値段
ガス給湯器の本体価格には、給湯器とリモコンの価格が含まれています。費用はメーカーや号数、機能などによって変わってくるので、一部を取り上げて紹介します。
【20号暖房機能なし場合】
・追い焚き機能なし:17〜20万円
・追い焚き機能ありエコジョーズ(オートタイプ):32〜37万円
・追い焚き機能ありエコジョーズ(フルオートタイプ):35〜40万円
【20号暖房機能付きの場合】
・追い焚き機能なし:33〜35万円
・追い焚き機能ありエコジョーズ(オートタイプ):41〜43万円
・追い焚き機能ありエコジョーズ(フルオートタイプ):45万円前後
まず、暖房機能付きというのは、通常の給湯・追い焚き機能に加えて床暖房や浴室暖房乾燥機能などの機能がついている機種のことです。暖房機能をつけるメリットは、浴室と脱衣所の温度差をなくし、ヒートショックのリスクを下げられることです。
オートタイプとフルオートタイプの違いは、「自動たし湯と自動洗浄機能があるかないか」の差です。自動たし湯があると、入浴前に髪や体を洗うためにお湯を使いすぎても、決められた水位まで自動で足し湯がされます。自動洗浄機能というのは、お湯を抜くときに配管を洗浄してくれる機能です。配管を洗浄することで、石鹸カスや入浴剤の汚れが残りにくくなり、毎日清潔なお湯につかることができます。
また、エコジョーズのほうが従来品よりも値段が高くなるので、従来品を選ぶのであれば参考価格よりも値段は下がります。オートとフルオートには2万円ほどしか差がないので、予算に余裕がある方はつけておいてもいいかもしれません。
工事費用
ガス給湯器を交換する際に、本体価格と別に必要になるのが「工事費用」です。既存のガス給湯器と同じタイプの機種への交換で、配管や風呂釜の位置変更などがなければ、工事費用の相場は「3〜4万」前後です。
工事費用の内訳には、取り付け工事から廃材処分まで、ガス給湯器の交換にかかる基本的な工事費が含まれています。ただし、配管交換や給湯器の場所変えなどは別途費用が必要なこともあるので、見積時に必ず確認しておきましょう。
給湯器本体の販売価格は割引が基本
先ほど、ガス給湯器の本体価格の相場を紹介しましたが、給湯器本体の価格は基本的には割引されます。割引率はメーカーや給湯器販売・工事業者によって変わりますが、メーカーは割引率が低い傾向にあります。
給湯器販売・工事業者から購入する際には、定価よりも30%ほど安く購入できることが多いようです。業者によっても、メーカーの仕入れ価格や機種で割引率が変わってくるので、相見積を取って比較してみましょう。
失敗しない給湯器の選び方
ガス給湯器は高額なうえに、一度設置したら7年以上は使うものなので、失敗したくないですよね。失敗しないためにはいくつか抑えておきたいポイントがあります。ここでは給湯器選びのポイントについて説明していきます。
号数(給湯能力)選びの目安
号数は、1分間で給湯器が「水温+25度のお湯」を作れる能力(給湯能力)で決まります。たとえば、1分間に20リットルのお湯が出せる給湯器は20号、24リットルのお湯を出せるものは24号となります。つまり、号数の大きい給湯器ほど、一度にお湯をたくさん使うことができます。
目安は以下の通りです。
- 16号=一人暮らしまたは2人家族
- 20号=2~4人家族
- 24号=4~5人家族
- 27号=6人以上家族
「20号」は同時に2箇所でお湯が使えます。お湯を使うタイミングがあまり重ならない場合は、4人家族でも問題ありません。ただし、冬場に同時に使うとどちらかのお湯が出にくくなってしまうことがあります。
先程もお伝えした通り、給湯器の号数は「水温+25度のお湯」を1分間に給湯できる能力を表しています。夏場に比べて水温の低い冬場は、1分間の給湯能力が下がります。そのため、冬場に複数箇所でお湯を使おうとすると、お湯が出にくくなる可能性があります。
シャワー・キッチン・追い焚きなど、一度に使うお湯の量が多い場合は「24号」がおすすめです。24号は、シャワーの他に同時に2箇所の給湯が使えます。
ここでよく勘違いされるのが、「給湯器の号数を大きくすれば、水量が今よりも増える」ということです。号数を大きくすれば使えるお湯の量は増えますが、水の出がよくなるわけではありません。給湯器の不具合によってお湯の出が悪くなっていたときには、給湯器を交換すれば交換前よりもお湯の出がよくなります。ですが、水道管には決められた太さがあるので、給湯器を変えたからといって水量が増えることはありません。
給湯器を交換しても「水量(水圧)」が増えるわけではない、ということは覚えておいてください。
迷ったら余裕をもった号数を選びましょう
号数を決めるときには、既存の給湯器が何号なのかを調べてみてください。号数は、給湯器本体に貼ってあるシールに記載される型番から確認できます。
型番はアルファベットと数字で構成されており、頭のアルファベットの後に最初に出てくる2つの数字が号数を表しています。
「RUF-E2007SAW」という型番の場合、20が最初に出てくるので20号。「GT-C2462SAWX BL」という型番の場合、24が最初に出てくるので24号です。
今までは問題なくお湯が使えていたのなら、既存の給湯器と同じ号数のものを選びましょう。シャワーと給湯を同時に使うとお湯の出が悪くなるのなら、余裕を持って一つ大きめの号数を選んでおいたほうがいいかもしれません。
これから世帯人数が増える予定のあるご家庭や、これからお子様が大きくなるご家庭では、お湯を使う量が増えていくことを見据えて余裕を持った号数を選んでおきましょう。
設置場所・設置タイプ
ガス給湯器を設置するときには、設置場所と設置タイプを決めなければなりません。給湯器にはいくつもの設置基準があり、設置基準を無視すると火事や一酸化炭素中毒などの危険性があります。
設置工事の際に、工事業者から説明がありますが、施主が把握しておくことも大切です。ここでは設置場所や設置タイプについて確認しておきましょう。
屋外壁掛タイプ
屋外壁掛けタイプは戸建住宅の屋外の壁や、マンションのベランダや壁に設置するタイプの給湯器です。配管が給湯器の下から出ていることが特徴で、配管カバーや設置台を取り付けることもできます。
ガス給湯器を置くスペースがあまりない住宅では、壁掛けタイプが採用されることが多く見られます。
屋外据置タイプ
屋外据置タイプは、屋外の地面やブロックの上に設置するタイプの給湯器です。配管が給湯器の側面から出ていることが特徴で、お風呂の浴槽にはお湯が通る穴が1つだけあいています。
屋外に給湯器を置けるスペースが確保できるときには、据置タイプの給湯器が使われることが多く見られます。
隣接設置タイプ
隣接設置タイプとは、浴室の浴槽側の屋外に隣接するようにして設置する給湯器のことです。浴室隣接設置型や2つ穴と呼ばれることもあります。浴槽内に2つの穴があいており、その穴からお湯張りや追い焚きを行います。
隣接設置タイプは在来浴室に設置されることが多かったのですが、近年では1つ穴の屋外据置タイプが主流になっています。
PS設置タイプ(マンション用)
PS設置タイプはマンションの玄関横やエレベーター横にある、パイプスペース(PS)に設置するタイプの給湯器です。扉付きで給湯器の排気部分のみが見えるものと、扉がなく、給湯器本体が見えるものの2種類あります。
PS設置の給湯器は、サイズ選びが大切です。PSよりも小さいものを選ぶと、隙間を埋めるためにアダプターが必要になり、工事費用が別途かかってしまいます。また、PSの扉内に設置する場合には、排気管の方向や設置場所にも考慮しなければなりません。
PS設置タイプを選ぶときには、これらの注意点に気をつけながら選びましょう。
風呂釜タイプ
風呂釜タイプは給湯器とは少し違ってきます。給湯器は水道管から通ってくる水をお湯にしますが、風呂釜は湯船に張った水をお湯にすることができる「追い焚き専用」の機械です。2つ穴が空いている浴槽に設置することができます。
風呂釜タイプは他の給湯器に比べて、価格が安いことが特徴です。
給湯器の種類・タイプ
ここまでは、ガス給湯器について話を進めてきました。一口に給湯器といってもガスや電気、石油などさまざまな種類のものがあります。ガスだけでも従来型のガス給湯器に加え、高効率ガス給湯器という製品もあるほどです。では、具体的にどのような給湯器があるのか、給湯器の種類やタイプについて説明していきます。
従来型(ガス給湯器)
ガス給湯器については詳しく紹介してきたので、ここでは簡単に説明します。一般的なガス給湯器は、従来型と呼ばれています。ガス給湯器は、配管を通過する水をバーナーで加熱して、お湯にするしくみです。
ガス給湯能力は、先ほど説明したように「号数」で表され、号数が大きくなるほど給湯能力が高くなっていきます。機能についても、自動タイプのオート、全自動タイプのフルオートの2種類から選ぶことができます。
エコジョーズ(高効率ガス給湯器)
エコジョーズとは、効率よくお湯を沸かすことができる省エネタイプのガス給湯器です。少ないガス量でも効率よくお湯を沸かすことができるので、環境とお財布に優しい給湯器です。
従来型のガス給湯器の熱湯交換率が約80%なのに対し、エコジョーズは95%なので従来型よりも15%も効率が上がっています。つまり、エコジョーズは従来型よりもガスの使用量を15%カットできるので、ガス料金も15%減!節約効果も期待できるガス給湯器です。
エコキュート(電気式給湯器)
エコキュートは、電気を使ってお湯を沸かす電気式給湯器です。ヒートポンプユニットと呼ばれる機械で空気を取り込んで温め、空気の熱で水温をあげます。そして、ヒートポンプユニットで作ったお湯を貯湯タンクのなかで70〜90度の温度で保温するというしくみです。
エコジョーズと同じように省エネ性が高く、お財布に優しい給湯器です。
外の空気を取り込むので、気温が高い夏場はお湯を沸かす電力の消費が少ないため、電気代を抑えることができます。反対に外の温度が冷たい冬場には、夏場よりも電気代が高くなってしまいます。電気料金がオール電化プランのご家庭では、深夜の安い時間帯にお湯を沸かしておくので、電気代をさらに抑えることができるのがメリットです。
冬場や来客時などのお湯を多く使う日には、貯湯タンクのお湯切れの心配があることがデメリットです。
エコワン(電気・ガスのハイブリッド給湯器)
エコワンは、ガスと電気の両方を使うハイブリッド給湯器のことで、一番新しい種類の給湯器です。
ハイブリッド給湯器は、ガス給湯器と電気式給湯器のいいところを持ち合わせています。ヒートポンプで沸かしたお湯を貯湯タンクに40〜50度の低い温度で貯めておき、使用する際にガスを使ってお湯を温めるしくみです。そのため、保温のために電気をあまり使わないので、エコキュートよりも電気代を抑えられます。
また、貯湯タンクがお湯切れになった場合でも、ガスでお湯を温めることができるので、お湯切れの心配もありません。
このようにガス給湯器と電気式給湯器のいいとこ取りをしているエコワンですが、デメリットがひとつあります。それは「導入費用が高くなってしまう」ことです。販売店や割引率にもよりますが、エコワンの導入費用の相場は「50〜60万円」と、とても高額になってしまいます。
光熱費を抑えることができるので長い目で見ればお得ですが、初期費用が高額なことはやはりデメリットと言えるでしょう。また、世帯人数が少ないご家庭や都市ガスを引いている地域では、あまり光熱費に差が出ないかもしれません。
・世帯人数が多い
・床暖房を使っている
・プロパンガスを使っている
など、お湯を使う機会が多く、プロパンガスを使っていてガス料金が高いご家庭は、エコワンを取り入れると節約効果が感じられるでしょう。
エネファームやエコウィル(ガス・石油複合+発電)など
エネファームは、お湯と電気を同時に作りだす家庭用燃料電池です。ガスから取り出した水素と空気中の酸素を化学反応させ、電気と熱を作り、熱でお湯を温めます。電気は家庭で使うことができるので、電気代の節約効果も期待できます。エネファームは給湯器というよりも、次世代の「発電装置」として期待されている装置です。
・電気代を抑えられる
・停電時でも発電できる
など、光熱費を抑えられることが主なメリットです。一方で、このようなデメリットも…
・導入費用が高くなる
・災害時にガスが止まると発電できない
エネファームの導入費用は「150〜200万円」ととても高額です。条件を満たせば自治体から補助金が出ますが、それでも他の給湯器に比べるととても高額になってしまいます。また、停電時にはガスを使って発電することができますが、地震でガスが止まってしまうと発電はできなくなってしまいます。
エコウィルはガスを使って発電し、そのときに出る熱でお湯を温める装置で、2017年に製造が終了しています。エネファームとしくみは似ていますが、発電をするエネファームに対し、エコウィルはガスをエンジンとして得られる熱を使っています。
エネファームと比べると導入費用が半分以下で済むことや、停電時にも1kWの電力を発電できることがメリットです。ですが、3年ごとの点検が必要なことや、ガス代金が高くなってしまうことがデメリットです。
メーカーによる違いとは?
基本的に「耐用年数・性能・価格」はメーカーによって大きな違いはありません。ですが、アフターサービスや強みが変わってきます。
たとえば、リンナイ・ノーリツ・パロマの修理受付は24時間対応で、パーパスはメールで修理受付をすることができます。お湯が出なくなったとき、すぐに修理の問い合わせができるのは助かりますよね。
また、ノーリツの給湯器には「自動入浴タイマー」といって、のぼせを防止するために5分起おきに音で知らせてくれる機能があります。キッチンに設置している操作パネルからも確認できるので、家族が入浴しているときでも安心です。このように、独自の機能を備えている給湯器もあるので、ライフスタイルやアフターサービスからメーカーを選んでみてください。
ランニングコストを考えるならエコキュートがお得!
ここまで、ガス給湯器について詳しく説明してきましたが、ランニングコストから考えると「エコキュート」がお得です。エコキュートはガス給湯器と比べると、導入費用は高くなってしまいます。ですが、プロパンガスの地域に住んでいる4人世帯が、ガス給湯器からエコキュートに変更した場合、年間で「2万円」ほど光熱費を抑えられると言われています。
耐用年数が7年と過程して計算すると、
・2万円×7年=14万円
となり、エコキュートは7年間でガス給湯器より、14万円も光熱費を抑えられます。現在ガス給湯器を使っているご家庭でも、エコキュートを導入することは可能です。ですが、エコキュートはヒートポンプユニットと貯湯タンクを設置するスペースが必要になるので、設置スペースを確保できるかどうかは確認しておいてください。
また、エコキュートを導入する際には「配管工事・電気工事」など、ガス給湯器からエコキュートにするための工事が必要になり、別途工事費用がかかります。
交換工事はどこに依頼する?
給湯器の交換工事は「給湯器メーカー」または「給湯器販売・工事業者」のどちらかに依頼することがほとんどです。
給湯器メーカーは給湯器を製造している会社のことで、リンナイ、ノーリツ、パロマなどが代表的なメーカーです。メーカーに依頼するときの一番のメリットは、安心感があることでしょう。給湯器を製造している会社なので、なにかしらのトラブルが起こった際にも電話をすればすぐに対応してもらえます。
また、修理依頼をしたいときにも24時間体制で電話・メール受付をしているメーカーも見られるので、深夜にお湯が出なくなったときにも安心です。メーカーの自社製品であれば、部品の取り寄せもスムーズにできます。
ただし、メーカーで給湯器を交換する際には、割引率がよくないことがデメリットです。メーカーは市場競争に巻き込まれていないので、割引率で勝負する必要がありません。そのため、給湯器販売・工事業者で給湯器を交換するよりも、費用は高額になってしまいます。
また、給湯器メーカーは、修理・交換工事を給湯器販売・工事業者に委託していることが殆どなので、こちらから業者を選ぶことが出来ない点もデメリットと感じる方もいるでしょう。
メーカーに依頼する際には、メーカー製品のなかから給湯器を選ばなければなりません。そのため、いろいろな給湯器を比較したい方にはメーカーはおすすめできません。しかし、給湯器のメーカーを絞ったうえで、安心が一番だと思う方はメーカーに依頼することを検討してみてください。
給湯器販売・工事業者は給湯器の「販売・交換・修理」を行っており、全国展開や地域密着型など、さまざまな業者が見られます。
給湯器販売・工事業者に依頼するときの一番のメリットは、費用を抑えられることです。メーカーよりも費用を抑えられる理由は、給湯器販売・工事業者は市場競争が激しく、割引や独自のアフターサービス、保証をつけることによって顧客を獲得しているからです。
また、取り扱っている給湯器も多いので、さまざまなメーカーや製品のなかから比較することができます。受け付けから施工までワンストップで行うので、修理・交換までの対応がスムーズなのもポイントです。
ただし、数ある業者のなかから自分で依頼先を探さなければならないので、手間はかかってしまいます。業者選びが面倒だと思う方には、給湯器販売・工事業者は向いていないかもしれません。手間はかかっても費用は抑えたいと考えている方は、給湯器販売・工事業者を検討してみてください。
業者選びで失敗しない為に押さえておきたいポイント
業者選びで失敗しない為には、以下のポイントを抑えておきましょう。
・24時間対応であるか
・年中無休であるか
・即日修理が可能か
主に修理対応に関することです。業者選びをするとき、修理にかかる時間の確認は意外と見落としがちです。お湯が出ない状態が続くと、とても困りますよね。修理を依頼してから、数日〜数週間待ちになってしまうと、その間お湯は使えません。そのため、業者選びをするときには、どのくらいで修理してもらえるかも必ず確認しておきましょう。
その他にも業者選びで気をつけるべきポイントはあります。詳しくは以下の記事をご覧ください。
まとめ
ガス給湯器は機能によって交換費用が大きく変わってくるので、家族構成やライフスタイルに合わせたものを選びましょう。現在ガス給湯器を使われているご家庭でも、ガス給湯器からエコキュートに変更することも可能です。ランニングコストを重視する方は、光熱費を抑えることができるエコキュートを検討してみてください。
また、交換をするときには「どこに依頼するか」も大切です。安心感を重視する方はメーカーを、さまざまな製品を比較したい方や費用を重視する方は、給湯器販売・工事業者に依頼しましょう。
ガス給湯器に寿命のサインが出てきたら、完全に壊れてしまう前に早めの交換を検討してください。
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